様々なワインの香り。 |
◆ワインの香りのバリエーションは?? |
ワインには実にさまざまな香りがある。 ワインの味わいは香味一体。香り魅力は、そのままワインの魅力の大きな部分を占めている。 ワインの香りの種類をいくつかに分けてよく使われる表現をピックアップしてみた。 ワインの香りはまた、そのワインのプロフィールも伝えてくれる。自分なりに香りの 地図を広げていけばさらに楽しくなるはず。 |
●ワインの香りはどこで感じる |
香りを感じるのには、実は2つの経路がある。 一つは言うまでもなく鼻からだ。もうひとつは口の奥から。 口の奥は「後鼻道」を通して鼻の奥につながっているため、 ワインを口に含んだ時、そこで揮発した香りが口内香と なって感じられる。味わいにおいてはこの印象が強い。 テイスティングのとき、口にワインを含んだら、 空気をズズッと吸い込んでやるとより 印象が明確になるはずだ。 |
●ワインの分類 |
ワインの香りはどこで発生したかによって大きく3つに分けるのが一般的。 |
【第一アロマ】 |
スパイスの香りは樽やブドウの種などに由来する。 “スパイス” |
品種にもよるが、産地が冷涼な地域から温暖な “白ワインによくあるもの” |
樽(の焼き加減)に由来するものから、 ナッツ、アーモンド、燒いた肉、カカオ、 |
土壌に由来することが多く、特に冷涼 ミネラル、ヨード、鉄、灰、硯、火打ち石、 |
ワインに複雑さを与える香り。醸造や酵母 “動物” |
花の香は、基本的に若いワインに多い。 “白ワインによくあるもの” |