▶ワインの味わいの構成 |
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ワインの味わいを構成する基本的要素としては、酸味、甘味、 |
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【酸味】 ワインに欠かせない要素で、特に白ワインでは骨格を与える影響が大きい。一般的には、来たの産地に行くほどシャープで豊かに、南に行くほど穏やかでやわらかくなる傾向がある。また、製法によっても質感に違いが出てくる。 |
【渋味(苦味)】 主にタンニンに由来するもので、特に赤ワインでは骨格に与える影響が大きい。味に厚みや複雑性を与える。 多寡は品種、産地の気候、醸造方法などによる。よく熟したブドウほどなめらかな、また、熟成によっても口あたりのやわらかな印象のものになる。 |
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【果実味】 果実味は味覚に属するというよりは、口内で鼻と口の両方で感じる風味=フレーバー。果実を頬張ったときに感じるフルーティーさの度合いともいうべきものだ。味わいの構成要素としては、ワインのボディ(肉体ふくらみ)になるといっていいだろう。 |
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